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住宅ローンの審査基準や内容などは金融機関ごとに異なります。また、その内容は極秘扱いですので、色々な事例から推測するしかない部分も多いのが実情です。
住宅ローン融資の審査基準としては、まず、
1.融資比率が基準内であること。
2.返済比率が基準内であること。
の2点をクリアしなければなりません。
1. の融資比率とは、不動産の評価に対する借入額の割合です。
分かりやすく説明すると、例えば、頭金なしで物件を購入する場合は、物件の価格の100%(全額)を住宅ローン融資を受けることになりますから、この場合の融資比率は100%です。融資比率は頭金を充当する割合が増えるにしたがって減ります。融資比率が低いほど、金融機関は安全な債権として捉えますので、ローンが通りやすくなります。
最近は銀行ローンで100%融資のものも多くなっていますが、フラット35や財形住宅融資は、80%が上限です。融資比率80%では調達する金額に足りない場合は、民間金融機関から上乗せして借りることになります。
次に、2.の返済比率です。
これは、年間返済額の年収に対する割合です。
年間返済額といっても、金融カードにキャッシング機能がついたものをお持ちの場合は、住宅ローン年間返済額にキャッシング上限の金額を加えたものを年間返済額として評価します。同様に、自動車や学資等、住宅ローン以外にローンを組んでおられる場合は、それらの年間返済額も加算して評価します。
返済比率が低いほど、金融機関は破綻リスクが低い安全な債権として評価します。返済比率の上限は、35%が一般的ですが、年収によっても変わってきます。フラット35や財形住宅融資は、25%が上限です。
一般的に返済比率25%以下であれば、優良な案件と見られます。返済比率が35%を超えてくると、貸付承認が出にくくなり、40%超は融資できません。
ただし、どちらもギリギリの水準となると、基準内でも減額されることがありますので、貸付承認が出るまでは注意しましょう。